初の北海道プロジェクト! 自然電力の資金調達により「大沼太陽光発電所」が着工

2015.11.30[プレスリリース]

自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市中央区荒戸/代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也、以下、「自然電力」)は、北海道における弊社初の太陽光発電プロジェクトである「大沼太陽光発電所」を本年9月9日に着工いたしました。尚、本件は自然電力が北海道で保有する初の自社メガソーラーとなる予定です。

本メガソーラー発電所の概要は、下記の通りです:

発電所名:大沼太陽光発電所
事業主:一般社団法人 大沼太陽光発電
企画・開発:富士製作所株式会社、自然電力株式会社
EPC(設計・調達・建設):株式会社北弘電社
所在地:北海道亀田郡七飯町字西大沼
年間発電量:1,913メガワットアワー
発電出力:1.8メガワット
O&M(運営・保守):juwi(ユーイ)自然電力オペレーション株式会社
着工/完工時期:2015年9月/2016年2月末(予定)

自然電力は、富士製作所株式会社(本社:愛知県豊明市/代表取締役:長川春美、以下「富士製作所」)が北海道にて計画を進めていた本プロジェクトに対し、三菱電機クレジット株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長:井口弘義、以下「三菱電機クレジット」)からの融資を取り付け、この度の工事開始を実現いたしました。これは、数々のプロジェクトの資金調達を実現してきた自然電力による事業計画の策定と、グループ会社であるjuwi自然電力オペレーション株式会社(本社:東京都文京区本郷/代表取締役:磯野久美子)による20年間のO&M(運営・保守)実施計画が、当太陽光発電所の資産価値を十分に担保できるものと判断され、可能となったものです。また、EPC(設計・調達・建設)は、富士製作所による計画当初からの予定どおり、株式会社北弘電社(本社:北海道札幌市中央区/代表取締役社長:中野章)が担当いたします。

自然電力では、これまで複数のプロジェクトファイナンス案件を手掛けており、また、ファンド形式によるものなど、様ざまな手法での資金調達に成功しています。

2012年に開始した固定価格買取制度により、太陽光発電所の設置を目指す動きが全国各地で一斉に広がりました。一方、設備認定されながらも、資金調達をはじめとし、様ざまな要因で実現に至っていないプロジェクトも少なくないと見積もっています。自然電力では、これまでの経験と知識を活かし、プロジェクトの見直しと適切な資金調達案や自社保有案件の運営ノウハウを踏まえた稼動後の事業計画を提案することで、発電所設置への思いをかたちにします。それにより、日本各地における再生可能エネルギー発電所の導入を着実に広げてまいりたいと考えています。

自然電力グループは、発電事業(IPP)、事業開発から建設、運営・保守まで、メガソーラーをはじめとし、風力・小水力発電所の設置に必要なすべての業務を提供しています。世界有数のEPC企業であるjuwi(ユーイ)株式会社(本社:ドイツ ヴェルシュタット)が世界で培った知識や経験を、日本の各地域やニーズに適したかたちで提供することで、日本における高品質な再生可能エネルギー事業の推進を目指します。