北海道七飯町「大沼太陽光発電所」完工のお知らせ  

2016.09.14[プレスリリース]

北海道で初となる完工・自社保有メガソーラー

自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市中央区荒戸/代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也、以下「自然電力」)は、北海道七飯町で、株式会社富士製作所(本社:愛知県豊明市栄町/代表取締役:長川春美)と協業し着工した「大沼太陽光発電所」を、2016年7月に完工し、商業運転を開始いたしましたので、お知らせいたします。

本発電所は、北海道七飯町に位置する遊休地約36,000㎡を利用して、出力約1.8メガワット(DC)のメガソーラーを運営するものです。年間発電量は約191万キロワット時を見込んでおり、これは一般家庭約600 世帯の年間使用電力量に相当します。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し北海道電力へ売電します。また、本発電所は、自然電力グループが完工したメガソーラー事業として北海道内で初の案件となり、自然電力グループが全国で保有する自社案件として16件目です。

なお、本発電所は株式会社富士製作所が当地において計画を進めていたものに対し、自然電力による資金調達支援によりプロジェクトファイナンスによる調達を実現、事業化へとつながったプロジェクトです。EPC(設計・調達・建設)は、当初の計画通り、株式会社北弘電社(本社:北海道札幌市中央区/代表取締役社長:脇田智明)が担いました。発電所のO&M(運営・保守)は、自然電力グループのjuwi(ユーイ)自然電力オペレーション株式会社(本社:東京都文京区本郷/代表取締役:磯野久美子、ラグラム・ナタラヤン)が提供しております。

自然電力は、2011年の会社設立以来、グループ全体で約700メガワット(2016年7月末時点)の太陽光発電所の開発・資金調達・EPC・O&Mに携わってまいりました。また、発電事業者として、本発電所も含め全国で16件の太陽光発電所を保有・運営しております。2015年からは風力・小水力発電事業も積極的に推進しています。北海道においては、既に多くの再生可能エネルギー発電所の設置または設置検討がなされており、接続系統容量に空きが少なく、再生可能エネルギー発電所の新規設置は難しい状況が続いています。しかし、開発・資金調達・建設など、何らかの課題により実現に至っていないプロジェクトも少なくないと見積もっています。自然電力グループでは、発電所設置に必要なすべてのサービスを提供している特徴を活かし、各案件の様々なニーズに対応し、地域の企業とも協業しながら、そうした「未稼働案件」の事業化にも取り組んでいます。自然電力グループは、今後も高品質な再生可能エネルギー発電所の設置と運営を通じ、日本における再生可能エネルギーの一層の普及と、持続可能な社会の構築に貢献することを目指します。

【事業概要】

発電所名大沼太陽光発電所
発電所所在地北海道亀田郡七飯町字西大沼
事業主大沼太陽光発電合同会社
事業開発株式会社富士製作所、自然電力株式会社
EPC株式会社北弘電社
O&Mjuwi(ユーイ)自然電力オペレーション株式会社
発電所面積約36,000㎡
発電出力約1.8MW(DC)
想定年間発電量191万kWh/年
(一般家庭約600世帯分の年間電力消費量に相当)
着工日2015年9月9日
運転開始日2016年7月29日

【大沼太陽光発電所写真】