自然電力グループが開発・EPCを手掛けた20MWのメガソーラー「鹿児島県霧島市太陽光発電所」完工のお知らせ

2016.12.01[プレスリリース]

自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市中央区荒戸/代表取締役:磯野謙、 川戸健司、 長谷川雅也、 以下「自然電力」)およびjuwi(ユーイ)自然電力株式会社(本社:東京都文京区本郷/代表取締役:長谷川雅也、 ヤン・ヴァルツェヒャ、 以下「juwi自然電力」)は、 鹿児島県霧島市で、 株式会社トーエネック(本社:愛知県名古屋市中区栄/代表取締役社長:久米雄二、 以下「トーエネック」)より発注を受け着工した「鹿児島県霧島市太陽光発電所」を、 2016年9月29日に完工し、 2016年12月1日より、 商業運転を開始いたしましたので、 お知らせいたします。

本発電所は、 鹿児島県霧島市に位置する約299,700m2 の土地を利用して、 出力約20メガワット(DC)のメガソーラーを運営するものです。 年間発電量は、 約2,100万キロワット時を見込んでおり、 これは一般家庭約6,000世帯の年間使用電力量に相当します。 発電した電力は、 再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し九州電力へ売電します。 また、 本発電所は、 自然電力グループが、 鹿児島県内で完工した3件目のメガソーラー事業です。

本事業は、 自然電力グループが、 開発からEPC(設計・調達・建設)までを一貫して行ったプロジェクトです。 開発を自然電力が、 EPCをjuwi自然電力が担当し、 それぞれのフェーズにおいて各協力会社と連携を図り完工しました。 本事業の特徴であり、 太陽光発電所としては大規模である13kmという長距離大容量の地中送電線は、 霧島市の地元企業である鎌田建設株式会社(本社:鹿児島県霧島市国分敷根/代表取締役:鎌田善政、 以下「鎌田建設」)の協力を得ることで開発業務ならびに土木工事を遂行し、 電気工事は株式会社関電工(本社:東京都港区芝浦/取締役社長:森戸義美)の経験と技術力を得ることで実現いたしました。 発電所内の土木工事は、 鎌田建設と、 発電所および変電所の電気工事については、 日本リーテック株式会社(本社:東京都千代田区神田/代表取締役社長:田邊昭治)とそれぞれ連携し実施いたしました。 発電所のO&M(運営・保守)は、 自然電力グループのjuwi自然電力オペレーション株式会社(本社:東京都文京区本郷/代表取締役:磯野久美子、 ヤン・ヴァルツェヒャ)が提供する予定です。 また、 鹿児島県霧島市(市長:前田終止)には、 担当窓口の一本化等、 プロジェクト遂行を制度面から支援いただいたのみならず、 送電線設置において市有地の使用許可をいただくなどの協力をいただき、 この度の完工に至っております。

自然電力グループは、 2011年の会社設立以来、 グループ全体で約700メガワット(2016年11月末時点)の太陽光発電所の開発・資金調達・EPC・O&Mに携わってまいりました。 この度の鹿児島県霧島市太陽光発電所は、 自然電力グループが開発からEPC、 O&Mまでを一貫して手掛けるメガソーラープロジェクトとしては、 会社設立以来最大規模のものとなります。 国内における太陽光発電所の設置計画を巡っては、 固定価格買取制度(FIT)の変更により、 2017年4月1日時点で電力会社との接続契約が未締結である取得済みの設備認定は失効することが決定するなど様ざまな状況の変化があります。 自然電力グループは、 本発電所の完工ならびにこれまでの事業経験を活かし、 何らかの課題により未稼働となっている全国の発電所設置計画についても、 引き続き広く情報を集め、 事業化の実現に取り組むとともに、 今後も高品質な再生可能エネルギー発電所の設置と運営を通じ、 国内における再生可能エネルギーの普及と持続可能な社会の構築を目指してまいります。

【事業概要】

  1. 発電所名:鹿児島県霧島市太陽光発電所
  2. 発電所所在地:鹿児島県霧島市福山町福山
  3. 事業主:株式会社トーエネック
  4. 事業開発:自然電力株式会社
  5. EPC:juwi(ユーイ)自然電力株式会社
  6. O&M:juwi(ユーイ)自然電力オペレーション株式会社
  7. 発電所面積:約299,700m2
  8. 発電出力:約20MW(DC)
  9. 想定年間発電量:2,100万kWh/年(一般家庭約6,000世帯分の年間電力消費量に相当)
  10. 着工日:2015年8月
  11. 運転開始日:2016年12月1日

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