自然電力とConstant Energy、アイシングループ タイ現地法人との初のコーポレートPPA契約を締結

2020.11.12[プレスリリース]

自然電力株式会社(以下「自然電力」)とConstant Energyは、20201029日、アイシン精機株式会社とToyota Tsusho (Thailand) Co., Ltd.の合弁会社であるAisin Thai Automotive Casting社(以下、「ATAC」)と初となる屋根置き太陽光発電を利用した長期電力供給契約(Corporate PPA)を締結しました。

本太陽光プロジェクトは、プラチンブリ県のカビンブリ工業団地に位置します。自然電力とConstant Energy1MWの太陽光発電所を建設し、価格競争力のあるクリーンな再生可能エネルギーを直接供給いたします。これにより、工場の電気代の平均コストを削減しながら、同時に、CO2排出量の削減に寄与します。

自然電力海外事業部部長の古賀大幹は、「ATACと契約が締結できたことを大変嬉しく感じています。コロナによる渡航規制に関わらず、リモート会議をうまく活用してPPA締結に向けた協議を円滑に行うことができました。この契約締結は今後のATAC及びアイシングループとの長期的な関係の第一歩であり、2021年からは弊社のタイ担当マネージャーである牛窪がタイに拠点を移し、よりお客様に近い距離で対応します。自然電力としては、アイシングループの環境方針に掲げる“低炭素社会の構築”及び再エネ化に寄与していきたいと考えています」と述べました。

調印式の様子(自然電力はオンラインで参加)

Constant Energyの創業者兼CEOであるFranck Constant氏は、「自動車部品を世界規模で供給するトップ企業であり、アイシングループのATACと長期的なパートナーシップを構築できたことを大変嬉しく、光栄に感じています。太陽光発電を通じて、CO2排出量の削減および電気代削減に寄与できることを楽しみにしています」「本契約締結前に事前の建設許可は取得済のため、私たちの迅速な開発プロセスをもって、建設はすぐに開始できます。また、投資パートナーである自然電力とも事業拡大できたことを嬉しく思っています。2021年にはアイシングループにクリーンで低コストなエネルギーを提供できることを楽しみにしています」と述べました。

自然電力は「青い地球を未来につなぐ」ことを自らのPURPOSE(存在意義)として掲げ、より多くの人々が地球上で幸せに暮らし続けるために、世界中で自然エネルギー発電所をつくり安全で持続可能な電気が使われる暮らしを広げていくことを目指しています。今後も各地のパートナーと協業しながら、高品質かつ地元に目指した自然エネルギー発電所の開発・建設・運営・保守を通じて、“自然エネルギー100%の世界”の実現を加速させてまいります。