九州・中国地区の太陽光発電施設6カ所の取得について

2021.10.20[プレスリリース]

三井住友ファイナンス&リース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:橘 正喜、以下「SMFL」)が100%出資するSMFLみらいパートナーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:寺田 達朗、以下「SMFLみらいパートナーズ」)と自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:磯野 謙、川戸 健司、長谷川 雅也、以下「自然電力」)は、九州・中国地区で稼働済み太陽光発電施設6カ所を共同で取得しました。

今般取得した発電施設は、福岡県5カ所、山口県1カ所に立地し、6カ所合算した発電容量は12,337kW、年間発電量は約 1,468万kWh(一般家庭の約3,400世帯分の年間電力消費量に相当)になります。SMFLみらいパートナーズと自然電力は、両者がこれまで再生可能エネルギー分野で培ってきた知見・ノウハウを持ち寄り協働で事業性評価や発電施設の査定などを行い取得しました。今般の取得に際し、SMFLは既存借入のリファイナンスを提供します。また、自然電力は取得した発電施設のアセットマネジメントに加え、グループ会社のjuwi自然電力オペレーション株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:佐々木周、ヴァルツェヒャ・ヤン・マーテン、以下「jSEO」)とともに発電施設の運営・保守サービスを提供します。

SMFLみらいパートナーズは、中核事業の一つに位置付ける再生可能エネルギー事業において、複数の太陽光発電施設をセカンダリーで取得する他、風力、バイオマス、中小水力などの発電事業にも注力しています。これからも再生可能エネルギー事業への取り組みをさらに強化・拡大していきます。

SMFLは、太陽光、風力、バイオマス、中小水力といった各種再生可能エネルギー事業にリースやプロジェクトファイナンスなどさまざまな金融サービスを提供しています。これまで培ってきた知見・ノウハウの活用と事業パートナーとの協働により、再生可能エネルギーの普及を促進し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

自然電力は、再生可能エネルギー施設の設置・運営のための開発、EPC(設計・調達・建設)、O&M(運営・保守)、アセットマネジメント事業に加え、中小規模発電所によるPPA事業、電力小売り事業といった脱炭素ソリューションの提供を行っています。本件では、取得した発電施設6カ所のO&M業務を受託したことでjSEOの累計契約実績が500MWを達成しました。今後も高品質かつ地域に根差した事業の展開を通じて、グループ全体で“自然エネルギー100%の世界”の実現を加速させてまいります。

 

<SMFLみらいパートナーズ – 概要>

会社名称

SMFLみらいパートナーズ株式会社

本社所在地

東京都千代田区丸の内一丁目3番2号

代表取締役

寺田 達朗

事業内容

・不動産関連事業
・環境エネルギー関連事業
・その他金融サービス事業

設立日

2018年10月1日

<自然電力 – 概要>

会社名称

自然電力株式会社

本社所在地

福岡県福岡市中央区荒戸一丁目1番6号

代表取締役

磯野 謙、川戸 健司、長谷川 雅也

事業内容

太陽光、風力、小水力等の自然エネルギー発電施設の発電事業(IPP)、事業開発、資金調達、アセットマネジメント、個人、法人向け電力小売事業等

設立日

2011年6月2日

<発電施設全景(福岡県1カ所)>