自然電力がまちづくりスタートアップNEWLOCALに出資

2023.09.21[プレスリリース]

 自然電力株式会社(以下、自然電力)は、まちづくりスタートアップの株式会社NEWLOCAL(以下、NEWLOCAL)へ出資したことをお知らせいたします。

■出資の背景
 自然電力は「青い地球を未来につなぐ」をパーパスに掲げ、「自然エネルギー100%の世界を共につくる」ことを目指し、再生可能エネルギー発電事業を通して世界7ヵ国1ギガワット以上の再生可能エネルギー創出に携わってきました。
 その中で、地域コミュニティの持続的な成長は、自然エネルギーをさらに広げていく自然電力にとって非常に重要であるとの考えに至りました。「成長を支えるのは”人”」との想いから、発電所を建設する地域の方々や、地方創生に関心の高い方々に向けた、リーダー人材育成プログラムの提供に携わっています。
 さらに、地域コミュニティの発展には「人」だけでなく「まち」が不可欠と考えており、今後はまちづくり・地域開発にも携わっていく考えです。

 NEWLOCALは「地域からハッピーシナリオを共に」をミッションとし、不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少時代における持続可能な地域モデルの実現を目指すスタートアップ企業です。現在は、長野県野沢温泉・御代田町、秋田県男鹿市の3つの地域で事業を展開しており、今後5年間で10地域への拡大を目指しています。

 この度、自然電力が再生可能エネルギー発電所の開発を行う国内外地域における地方創生事業の創出や、まちづくり・地域開発などにおいて、NEWLOCALの持つ知見を発揮いただくことにより、共に成長していくことを目指し、今回の出資に至りました。

 自然電力代表の磯野謙は今回の出資について「人口減少による地域(地方)の衰退は日本だけではなく、世界中の先進国の問題です。これを解決していくには、地域がそれぞれの歴史とプライドを持ち、自然環境・文化・ビジネスの3つの軸で未来を生み出していくことが必要だと思っています。自然電力は創業以来12年間で世界中の地域とつながり始めており、さらなる地域への価値創造に向けてNEWLOCALとご一緒したいと思っています」と述べています。

 自然電力は、今後も引き続き、パートナーと共に脱炭素化社会の実現に向けた貢献を続けてまいります。

■具体的な連携領域について

  • 自然電力が事業展開している国内外地域における地域事業の創出
  • 持続的な地域を生む起業家のコミュニティづくり
  • 自然電力の国内外のオフィス・拠点の企画開発、新しい働き方・暮らし方の創造

【株式会社NEWLOCALについて】
NEWLOCALは「地域からハッピーシナリオを共に」をミッションに、不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少時代に持続可能な地域モデルの実現を目指しています。独自の魅力を持ち意思と行動力のある人々がいる地域で、地域の想いに寄り添い、人・アイディア・資金を集めることで、スピード・スケール・再現性のあるまちづくりを行います。

 株式会社NEWLOCAL ( https://newlocal.co.jp/ )
 本社所在地:〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町14-7 SOIL Nihonbashi 401
 代表者  :代表取締役 石田 遼
 設立   :2022年7月
 事業内容 :建築、不動産、エリア開発の企画、開発、運営及びコンサルティング
       まちづくり、地域活性化についてのコンサルティング
       地域商社の設立、経営及び運営

【自然電力株式会社について】
2011 年 6 月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・アセットマネジメントを手掛けています。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開。また、2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリットやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供しています。これまでグループとして国内外で 1 ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わっています。

 自然電力株式会社(http://www.shizenenergy.net/
 本 社 :福岡県福岡市中央区荒戸1-1-6 福岡大濠ビル3F
 代表者 :代表取締役 磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
 設 立 :2011年6月
 資本金 :2,591,400,983 円 (2023年4月末時点)
 事 業 :太陽光・風力・小水力等の再生可能エネルギー発電所の発電事業 (IPP)、
     事業開発、アセットマネジメント、デジタル事業等