環境影響評価をもとに作成した環境調査報告書を一般公開
~大窪山牧場跡地の今後の利活用のための「共有財産」として~
この度、当社が岩手県大船渡市三陸町吉浜の大窪山牧場跡地ほかで計画しておりました「大船渡第一・第二太陽光発電所事業」につきまして、2023年夏に開始した環境アセスメントの調査結果を取りまとめた「環境調査報告書」を一般公開することといたしました。
本事業は2025年9月に中止を決定し、環境影響評価書の作成には至りませんでしたが、数年にわたり実施した調査データは地域の自然環境を客観的に示す貴重な科学的知見であり、今後の地域づくりや環境保全、防災計画等の基礎資料として広く活用され得る「共有財産」であると考えたためです。
昨今、開発に際し、環境負荷や防災面に関する懸念を寄せられることが増えております。当社は再生可能エネルギー事業者としてこのような声を真摯に受け止め、法律・条例を遵守し、科学的根拠に基づいた提案を通して、地域と誠実に向き合う姿勢を堅持したいと考えております。
本報告書に掲載されているデータが、大船渡市大窪山地域の豊かな自然環境を未来へつなぐため、さらには今後様々な場所で生態系維持と再エネ開発を両立させるための基礎資料として、地域の環境特性を理解する上での一助となり広く世の中で役立てられることを願っております。
報告書全文はこちらからご覧いただけます。
大窪山牧場跡地での環境調査報告書(29MB)