自然電力初の海外事業が開始、インドネシア現地企業と協業し屋根設置型太陽光発電所を着工

2018.12.20[プレスリリース]

自然電力株式会社(本社:福岡県福岡市中央区荒戸/代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也、以下「自然電力」)とインドネシア現地パートナー企業であるペトロ・トラダ・ヌサントラ(PT Petro Trada Nusantara、本社:インドネシア国/代表取締役:ロイ・ウィジャヤ、以下、PTN)は、インドネシアにて、屋根設置型(ルーフトップ)太陽光発電所を2018年11月24日より着工しましたのでお知らせいたします。なお、本プロジェクトは自然電力グループ初の海外着工案件です。

インドネシアでは、近年、電化普及率が急速に増加しています。一方で、島しょが多いという立地特性上、国全体を網羅するような大規模電源・送電システムによる電化は不向きであるため、電気が通っている地域においても電気代が高く送電が不安定といった状況が続いており、個人・企業ともに、安定かつ安価な電源開発・送配電システムが求められています。

インドネシアは国全体を通して日照量に恵まれているため、太陽光発電に向いている気象条件であり、また、太陽光発電は電力需要や燃料価格の変動に影響されることなく発電できる分散型電源であることから、導入の機運が高まっています。

こうした状況に対して、この度、自然電力およびPTNは共同で、現地大手企業の工場にて1.4MWのルーフトップ太陽光発電所の建設を開始しました。本発電所の導入に合意したクライアント企業は、今後、製品の生産に安定かつ安価で、より環境に貢献した電気を活用する予定です。

インドネシアでは自然エネルギー発電所の建設・運営ノウハウがまだ普及していないため、自然電力はこれまで日本で培った豊富な実績をもとに、現地のEPC会社と協業して建設を進めてまいります。また、自然電力およびPTNは今後数年間にわたって共同開発を続け、GWレベルの導入ポテンシャルが見込まれる太陽光発電事業について積極的に協業していく方針です。

自然電力代表取締役の長谷川雅也は「自然電力の太陽光発電所の開発ノウハウを現地パートナーとともにインドネシアで広げていくことが、現地のビジネス発展や政府のエネルギー目標達成に貢献すると確信しています」と、述べています。

自然電力は、海外への事業拡大を次なる成長ステージの重要な目標と位置付けております。本プロジェクトを起点として、各国の地域に根ざした高品質な自然エネルギー発電所の設置と運営を通じ、国内外の自然エネルギーの普及と持続可能な社会の構築を目指してまいります。

【ペトロ・トラダ・ヌサントラについて】

ペトロ・トラダ・ヌサントラは再生可能エネルギー、特に太陽光発電に特化したPT スリャ・ウタマ・ヌアンサの子会社として2015年に設立。ペトロ・トラダ・ヌサントラは最先端の再生可能エネルギーソリューションを競争力のある価格で提供している。ペトロ・トラダ・ヌサントラが提供しているエンドツゥーエンド(E2E)のソリューションは、大規模発電所からビジネス用ソリューション、住宅用ソリューションなど幅広いセグメントに対応している。

  • 本社:Generali Tower – Gran Rubina Business Park Lantai 23 Unit B-C, Kawasan Rasuna Epicentrum, Jalan H.R. Rasuna Said, Karet Kuningan, Setiabudi, Jakarta Selatan, Indonesia

【自然電力株式会社について】

2011 年 6 月設立。「エネルギーから世界を変える」を掲げ、日本全国でグループとして約 1 ギガワット(2019 年 2月末時点)の自然エネルギー発電事業に携わっている。太陽光・風力・小水力等の自然エネルギー発電所の設置・運営に必要な、開発・EPC(設計・調達・建設)・O&M(運営・保守)・アセットマネジメント・電力小売事業等、すべてのサービスを手掛けている。2018年よりブラジル・インドネシアにて太陽光発電所を着工し、アジア・南米域を起点に世界各国でプロジェクトを進めている。

  • 本社:福岡県福岡市中央区荒戸1-1-6 福岡大濠ビル3F/6F
  • 代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
  • 代表電話番号:092-753-9834
  • URL:http://www.shizenenergy.net/
  • 事業内容:太陽光・風力・小水力等の自然エネルギー発電所の発電事業(IPP)、事業開発・資金調達、アセットマネジメント、個人・法人向け電力小売事業等