自然電力、新興スタートアップeMotion Fleetへ出資

2024.01.09[プレスリリース]
自然電力、新興スタートアップeMotion Fleetへ出資

 自然電力株式会社(以下、自然電力)は、日本とアジアにおける商用車電動化と脱炭素化に注力する日本の商用車電動化スタートアップ eMotion Fleet 株式会社(以下、eMotion Fleet)へ出資しましたことをお知らせします。

出資に至った背景
 自然電力はこれまで日本、アジア、ブラジルで、太陽光発電所や風力発電所等の再生可能エネルギー発電所の開発・運用、また再エネを始め電力を有効活用するためのエネルギーマネジメント事業を推進してきました。近年では、輸送エネルギーの脱炭素化をはじめとしたカーボンフリー社会インフラの構築を経営方針に掲げ、西日本鉄道株式会社との合弁会社の設立や香川県三豊市のコミュニティバス路線におけるEVバスの運行実証等の取り組みを推進してまいりました。

 今回の出資を通じて、自然電力が有する再エネ電源の開発や運用及びエネルギーマネジメントの知見、そしてeMotion Fleetが有するEV導入の豊富な経験に基づくノウハウと知見を融合させ、交通・輸送インフラを始め産業界での「電動モビリティ×再生可能エネルギー」を掛け合わせた独自のEV導入支援サービスの展開を目指します。

eMotion Fleetの事業と強み
 eMotion Fleetは、日本において物流業界におけるラストワンマイルを担う日本最大級の物流事業会社向けに商用車の大規模な電動化を支援した経験を持つ2人の創業者によって、2023年に設立されました。eMotion Fleetでは、創業メンバーの経験と知見を活かし、マルチブランドの商用EVの提案、商用EVおよび充電インフラの導入、EV運用オペレーションの一連のプロセスにおいて顧客価値を最大化するワンストップサービスのソリューションを提供します。

今後の協業について
 自然電力とeMotion Fleetの協業の取組として、日本において公共交通バス事業者へのEVバス導入支援のプロジェクトを既に進めております。今後は、アジア地域においてもEV導入支援ワンストップサービスの展開を推進していきます。

 自然電力は「青い地球を未来につなぐ」ため、再エネ電源の開発運用、コーポレートPPAによる再エネ電力の供給、エネルギーマネジメントや電気自動車導入支援等の多様な脱炭素化支援サービスを通じて、様々なニーズに柔軟に対応し、一日も早いカーボンニュートラルの実現を、パートナーの皆さまと共に目指します。

【自然電力株式会社について】
2011 年 6 月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・資金調達・アセットマネジメントを手掛け、これまでグループとして国内外で 1 ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わってきました。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開。また、2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリットやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供しています。
  ・本社:福岡県福岡市中央区荒戸1丁目1番6号 福岡大濠ビル3F/6F
  ・代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
  ・URL:http://www.shizenenergy.net

【eMotion Fleet株式会社について】
eMotion Fleetは、日本およびアジアを中心とした、商用フリート電動化のマルチブランド・ソリューションプロバイダーです。電動化に関する豊富な経験に基づき、顧客企業の商用車の電動化をサポートし、EV車両の稼働率、運用コスト削減、カーボンニュートラルを最大化するためのワンストップサービスを提供します。
  ・本社:東京都新宿西新宿3丁目3番13号 西新宿水間ビル6階
  ・代表取締役:白木秀司、デニス・イリッチ
  ・URL:http://www.emotion-fleet.com