自然電力、Googleと長期的な太陽光発電契約を締結
自然電力株式会社(以下、自然電力)は、Google と、長期に渡る大規模な太陽光発電プロジェクトのバーチャルPPA(電力購入契約)*1 を締結しました。
本PPAでは、自然電力とそのパートナー企業であるBison Energy株式会社(以下、Bison Energy)が共同開発した、20MW AC の太陽光発電所に由来する環境属性証書をGoogleに供給します。同発電所は、千葉県印西市のGoogleのデータセンターと同じ電力管内のゴルフコース跡地に新たに建設されます。
なお、本PPAに基づき建設する太陽光発電所は、2026年中に着工を開始し、2027年中に完工予定です。
Google 日本法人 代表である奥山 真司 氏は、「今回の発表は、Google の日本のクリーンエネルギー戦略における重要なマイルストーンです。本大規模太陽光発電プロジェクトは、Google の印西市にあるデータセンターの運営をサポートするほか、2030年までに Google が運営するすべてのグリッドを、24時間365日カーボンフリーエネルギーで稼働するという目標に沿ったものになります。」と述べました。
自然電力のオリバー・センター執行役員(投資・ファイナンス担当)は、「Google とのPPAを発表し、日本における企業向けPPAのポートフォリオがさらに拡充することを嬉しく思います。このプロジェクトでは、パートナーのBison Energyと緊密に協力し、自然電力およびパートナーで開発した豊富なプロジェクトとお客様の脱炭素化のニーズを結びつけるハブとして機能するという当社の戦略を反映しています。」と述べました。
自然電力では「青い地球を未来につなぐ」ため、再エネ発電所の開発及び環境価値の創出・販売、コーポレートPPAを通じた再エネ電力の長期供給等をはじめとするソリューションを提供することで、企業の脱炭素化に向けて引き続き取り組んでまいります。
*1 バーチャルPPA (Power Purchase Agreement:電力購入契約)とは、一般的には発電事業者(PPA事業者ともいう)が発電設備の導入・所有・管理を自己の負担で行い、その設備で発電された電力を需要家へ長期的に提供・販売する契約スキームのこと。自然エネルギーの電力に付随する環境価値(CO2を排出しないなどの価値)だけを取引する。バーチャルPPAは、再生可能エネルギー発電所から創出される電力に付随する環境価値だけを取引する契約形態のこと。
【自然電力株式会社について】
2011年6月設立。「青い地球を未来につなぐ」を掲げ、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる再生可能エネルギー発電所の開発・資金調達・アセットマネジメントを手掛けています。2016年より海外事業にも注力しており、東南アジア・ブラジルを中心に開発・発電事業を展開しています。また、2019年からはエネルギーテック事業に参入し、自社開発のEMS(エネルギー管理システム)により、マイクログリットやVPPの構築やEVのスマート充放電サービス等を提供しています。これまでグループとして国内外で 1 ギガワット以上の再生可能エネルギー発電事業に携わっています。
・本社:福岡県福岡市中央区荒戸1丁目1番6号 福岡大濠ビル3F/6F
・代表取締役:磯野謙、川戸健司、長谷川雅也
・URL:http://www.shizenenergy.net